特集インタビュー
VOL.3
大分県での就活・就職を語り合う座談会2021
#地元で就職
#大分市
#20代
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  • 高嶋和代 さん(インタビュアー)

    元OABアナウンサー

  • 羽田野真耶 さん

    大分県豊後大野市出身。
    冷蔵庫にあるもので料理を作るのが得意。

  • 佐藤航通 さん

    宮崎県延岡市出身。
    趣味はスポーツ観戦で、親と一緒にゴルフも嗜む。

  • 渡邉政哉 さん

    大分県佐伯市出身。
    魚釣りが趣味で、とにかく大分を愛している。

大分県内の企業に内定した大学生が、就職活動にまつわるエピソードや思いを語り合う座談会。県内の大学を卒業した学生たちの本音から、大分の魅力や今後の課題などが浮き彫りになりました。

 

 

 

選んだ理由と決め手は “はたらく人”と“想い”にあり

――まずは内定した企業を選んだ理由や決め手を教えてください。

羽田野
最初は“土日休み”が譲れない条件で、商社などを探していました。7社のうち最後に面接したのが「パナソニックホームズ大分」です。土日休みではありませんが、面接がとても楽しかったのが決め手です。WEBでなく対面で話ができ、素のままの自分として対話もできました。社長との最終面接では喋りやすい雰囲気を作ってくれ、私の話に耳を傾け、きっちり指導してくれそうな会社だなと思ったんです。

佐藤
僕はたくさんの説明会に行き、ビビっときた企業を受けました。「大分県森林組合連合会」に決めたのは、インターンシップの際に聞いた「林業は誰かがなんとかしないといけない仕事」という言葉がかっこよかったから。上司の方やその周りの方々の想いがとても熱く、この人たちの下で働いたら成長できると思いました。ネットの文章だけでなく、実際に話をしないとわからないことは多い。だから気になったら直観に従って、すぐ話を聞きに行きました。

渡邉
僕は“地域で活躍したい”という想いが強くあり、地域に貢献し活躍している企業を探して「山忠商店」に決めました。学校の先生になりたかった時期もありますが、次第に地域活性に興味が出てきたんです。仲間と地域おこしの事業をすることも考えましたが、経験も知識も不足しているし、金銭的にも無理があって今はまだ難しいと感じ、就職する流れになりました。

 

就職活動は“やりたいこと”先行とは限らない

――みなさんは、やりたいことが先にあって就活を始めたのでしょうか?

渡邉
僕は特に希望する職種はなく、地域で活躍したいとの思いが第一にありました。どう活躍するか、収入との兼ね合いも考えた結果、今に至ります。

羽田野
私は以前、公認会計士を目指していました。でも勉強するうち、これは私に合わないなと感じて進路を変更したんです。そこから中長期的に人とかかわる仕事を希望しました。内定した住宅販売の会社は、お客様の人生と一緒に歩む仕事です。まさに私がやりたいことで、希望が叶いました。それでも最初は土日休みの条件に合うところばかりを探していましたね(苦笑)。

 

「東京と大分」「コロナ禍と就活」大分の就活生にふりかかる問題

――3人とも大分県の企業に内定しましたが、東京へ行くことは考えませんでしたか?

佐藤
特に大分の企業にこだわったわけではありません。内定したのが大分の企業だっただけです。

渡邉
僕は大分で活躍したいので、大分に本社がある企業以外は最初からリストから外していました。

羽田野
私も、絶対に大分と決めていました。東京は人が多すぎるし、大好きな家族と離れたくない気持ちも大きいですね。

 

――周りの友達も、大分で就職する人が多いですか?

渡邉
僕の周囲は県内で就職する人が多いですね。

佐藤
県内出身の学生は、県内企業に就職する人が多いです。逆に県外から来て、大分で就職する人は少ないですね。大分県出身で県外の大学へ行った人は、県外で就職して戻ってこない人が多い印象があります。

――そんな傾向があるんですね。

渡邉
僕たちの就活初期は、コロナの影響が出始めた頃でした。面接もリモートと対面が半分ずつくらいで…。東京の企業はリモート面接に切り替えているのに、大分の企業は保留のままになっているなど、対応が遅いなと感じました。

羽田野
コロナの影響で就職先を変えるまではないイメージでしたが、私たちの次の年代から変わってくると思います。東京より、地元を選択する人などが出てきそうですよね。

 

大分で就職したくても情報が足りない!

――もっと情報があれば、地元の会社を選びやすくなると思いますか?

渡邉
思います。佐伯の企業に就職したくて就職サイトで検索したとき、1件も見つかりませんでした。地元では「人がいない」という声があちこちから聞こえてくるのに…。就活学生へ情報発信をしていない企業がまだまだ多そうなので、大学生まで届くようにアピールしてほしいですね。

羽田野
私も探すのが大変で、「もっとあるはずなのに」と何度も思いました。大分は魅力的な人がいっぱいいるのに、伝わっていません。だから学生たちは県外に行ってしまう気がします。

佐藤
今度は僕たちが情報発信をする側ですよね。学生時代に企業に「してほしい」と思ったことを就職後にしていきたいです。

 

 

先輩から伝授する「心の保ち方」と「就活のコツ」

――これから就職する人にアドバイスを。

佐藤
やりたいことが決まっていないのなら、ジャンルを決めず、いろいろ検討してみるのがいいと思います。考えるより行動。実際に人と話をすると、自分の得意・不得意もわかってくるのでおすすめです。合同説明会などで空いた時間にスマホを見るのではなく、どこかに飛び込んで話を聞くと、まったく知らない企業とご縁がある場合もありますよ。

渡邉
台本どおりの面接はやめておくべきです。受かるための受け答えでなく、正直な気持ちを出して、熱い気持ちをそのまま伝えてください。それで落ちてしまった会社は、入社しても思うような仕事ができない、相性がよくない職場だと割り切りましょう。

羽田野
内定をいただけなかったとき「自分はここじゃなかった」と思うことは、自信を保つためにも大切です。私は自己分析や他己分析をおすすめします。親や友人に「私ってどんな人?」と聞いて、それを自分でまとめてみましょう。ノートに書きだすなど可視化すると、整理されます。自己分析アプリも便利です。自分を知ると相手にも伝えられるし、自分と会社が合うのかどうかもわかります。

 

――経験に基づいたアドバイスを、ありがとうございました。みなさんの活躍を期待しています。

PROFILE
  • 株式会社CALLA 代表取締役 
    高嶋和代 さん(インタビュアー)

    元OABアナウンサー

  • 大分大学4年生
    羽田野真耶 さん

    大分県豊後大野市出身。
    冷蔵庫にあるもので料理を作るのが得意。

  • 日本文理大学4年生
    佐藤航通 さん

    宮崎県延岡市出身。
    趣味はスポーツ観戦で、親と一緒にゴルフも嗜む。

  • 日本文理大学4年生
    渡邉政哉 さん

    大分県佐伯市出身。
    魚釣りが趣味で、とにかく大分を愛している。

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