おおいたしごとマガジン
2023/12/25
BIG LOVE PROJECT ★森のおくりものicon/fav-off
株式会社アイビック

表題をプレスリリースしましたのでお知らせいたします。

アイビックは年間約4,800本の木を使用しています。
これまで木を使うばかりで森に還元する活動はありませんでした。
ただマツやヒノキを植樹すればいいのか?
もちろんそれも大事なことですが、何かが違うのではないかと漠然と考えていました。
そんな折、Forbesという雑誌の記事に目が留まりました。
東北の「奇跡の一本松」は悲劇だと。
69,999本の松が、人を建物を攻撃する凶器になってしまったと。
あそこに植えるべきは松では無かったんだと。
それまでの頭の中のモヤモヤが一気に払拭された瞬間でした。
日本人が古来受け継いできた災害への対策を生態系を、
「現代化」「商業化」という名のもと、私たちが壊してしまったんだと。
東北の震災で残った森がある。
それが神社を囲む「鎮守の森」。
植物の多様性を災害への備えとする。
これこそが、古来から受け継いできた日本の防災の姿であると。
気が付けば1351文字の長文メールをこの記事の人、
グリーンエルムの西野社長にしたためていました。

彼が提唱するのは「里山ZERO BASE」という考え方。
山を奥山と里山に分けて、古来の姿にもどしていきましょう。
人が手入れしなくてすみ、下流域を守るのが「奥山」。
商いを行う「里山」。
多様性に富んだ生態系を作り上げておくべき奥山を、スギやヒノキといった
商業林に変えてしまったせいで、根のはり方が単調になり、
山が、豪雨の際に雨水を留めておく貯水槽の機能が果たせなくなり、
土砂崩れが発生するのだと。
そういう「奥山」を増やしていき、防災に寄与する森へと「森を再設計する」。

この考え方に深い感銘を受け、お互いに意気投合。
まずは、グリーンエルムが持つ国東市の山で植樹祭を行うことを第一歩とします。
次に個人住宅、法人のビルや工場、店舗で森の植生を再現するマットをご用意。
人の住処を作ると同時に、生き物の住処作りを推奨していきます。

同じ大分の企業同士、大分から森の再生活動を盛り上げて参ります。
 

 


 

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